泰山は土壌を譲らず – 司馬遷「史記(しき)」




泰山は土壌を譲らず(たいざんはどじょうをゆずらず)
河海は細流を択ばず(かかいはさいりゅうをえらばず)

司馬遷(しばせん)「史記(しき)」




泰山は土壌を譲らず

泰山は小さな土くれでも拒まずに包含して大きな山になったように、

大事業をなす者は度量が大きく、人々の小さい意見もよく聞き入れる。

  • 泰山不譲土壌、故能成其大。
    たいざんはどじょうをゆずらず、ゆえによくそのだいをなす。
  • 河海不擇細流、故能成其深。
    かかいはさいりゅうをえらばず、ゆえによくそのしんをなす。
  • 王者不却衆庶、故能明其徳。
    おうじゃはしゅうしょをしりぞけず、ゆえによくそのとくをあきらかにす。

秦の始皇帝がまだ秦王であった頃・・・

重臣たちの中から「他国出身の人間は信用できないから、追放してしまえ」という論が持ち上がった。

このとき、李斯(りし)という人物がして追放令を撤回させた上書(じょうしょ)に、この言葉が使われた。

他国の出身であれ、積極的に人材を受け入れてこそ、国を強大にすることができるのだという。

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